今回は、「設計をするとはどういうことか」をテーマに議論を行う。このことはものづくり議論の出発点として欠かせない。しかし、これまでシステム開発において、設計の意味するところをきちんと議論をしてこなかったように思う。そこで、この議論を進めることで、システム開発における設計とは、ものづくり一般の設計と同じように考えられるのか、それとも、システムの設計は特殊で、一般のものづくりとは別物と言ってよいのかが見えてくる筈である。 (2012/02/20) 続きを読む>>
「ITを統べるためのヒント」の続きを書くことになった。今回は、数回分共通のテーマを掲げ、少し纏まった議論を展開したいと考えている。宜しくお付き合い願いたい。そこで今回から10回分のテーマであるが、CIO諸氏が多分ご興味をお持ちであろう日本のシステム開発と生産性を取り上げることにする。 (2012/01/25) 続きを読む>>
これまで、五回に渡って“ITを統べるためのヒント”と題して話題提供をしてきたが、今回は「SEが経営に貢献するとはどういうことか」をテーマにしてみたい。そして、同時にSEのミッションと経営のミッションがどのような相互関係にあり、CIO諸氏は、その中でどんなスタンスで職務に当たれば良いかを考えたい。 (2011/11/21) 続きを読む>>
CIO諸氏にとり悩ましい問題の筆頭は社命を賭すような開発プロジェクトであろう。特に、今後予想される社会に開かれたユビキタス対応の基幹系システムの再構築プロジェクトなどでは、従来のリスクに加えてインターネット時代特有のレピュテーション(評判)リスクを考慮する必要がある。もし、テスト不十分なシステムをカットオーバーし不具合が露見すれば、ブログやツィッターなどで悪評を散々に呟かれる恐れが強い。その結果、自社の評判が簡単に地に落ちることになる。これまでのシステム開発のトラブル以上に、企業に重大なダメージを与えかねない。そこで、本稿では、システム開発を客観的に見つめて、成功に導く方法があるのかどうか、そして、特にこれまでのキャリアで情報システム部門に縁のなかったCIO諸氏の取るべき選択肢などについて考えてみたい。 (2011/10/21) 続きを読む>>
今回は、ユビキタス時代のもう一つのシステム要件である“ノンストップ化”を考えてみたい。ユビキタス時代とは、以前の回で指摘したように、インターネット経由で企業情報システムが社会に開かれる時代のことである。それまでの社内あるいは関連会社の社員を主なユーザーとするシステムでは、ユーザーである社員が勤務していない時間帯を利用して夜間バッチ処理を行う仕組みで基本的に問題がなかった。しかし、基幹系のシステムが社会に開かれるようになると、システム要件に変化が生じる。第一には、前回議論したように、Googleの検索エンジンが遭遇したデータ爆発、あるいはビックデータへの対応が求められることだ。第二には、システムは24時間365日、基本的に停止することが出来なくなる。そして、そのことは、従来のようにバッチ処理のための時間が取れなくなることを意味する。今回は、このことをテーマに議論を行う。 (2011/09/26) 続きを読む>>
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