“NGN時代”の事業継続を支えるアラクサラネットワークスの「ビジネスNGN」

NTTによる商用サービスが2008年3月から開始される予定となっているNGN(Next Generation Network)。IPベースの次世代ネットワーク基盤によって、さまざまな変化が予想されるなか、CIOは、どのように対応していけばよいのだろうか。本稿では、アラクサラネットワークスのコンセンプト「ビジネスNGN」を紹介することで、来るべき“NGN時代”に必要なネットワーク・インフラの要件を探る。

NGNを有効活用するためのプラットフォーム

アラクサラネットワークス 代表取締役社長 和田宏行氏

アラクサラネットワークス
代表取締役社長
和田宏行氏

IP技術をベースとした次世代基幹通信網であるNGN(Next Generation Network)。2008年3月にはNTTが商用サービスを開始する予定であり、今後、企業情報システムにどのような影響を与えるのかに注目が集まっている。そうしたなか、「ビジネスNGN」というコンセプトで、NGNの有効活用を提案するのがアラクサラネットワークスである。

日立製作所とNECの共同出資によって2004年10月に設立された同社は、ルーターとスイッチの専門企業として、NTTの次世代ネットワーク・フィールド・トライアルに参加してきた。同社で代表取締役社長を務める和田宏行氏は、その経験を踏まえつつ、NGNの意義を、「知識社会へのパラダイム・シフトによって、ネットワークで結ばれた個々人の活動が、企業の活動として構成される時代になる」と語る。同社のビジネスNGNは、そんな“NGN時代”への変革期にあって、「キャリア(通信事業者)NGNを有効に利用するためのビジネス・プラットフォーム」なのである。

ビジネスNGNは、「高度化(ビジネスの拡大や効率向上)」、「リスクの低減」、「コストの低減」という3つの要素から成る。このうち高度化は、オンデマンド・ネットワークなどの活用によって、アプリケーションとネットワークを緊密に連携させるとともに、音声・映像・データを単一のネットワークで処理し、IPv6などでキャリア間/キャリア・ユーザー間のシームレスな接続を図るものだ。また、リスクの低減では、事業継続マネジメント(BCM)や情報漏洩対策として求められるハードウェア機器の可用性・耐障害性の確保、認証・検疫ネットワークの整備などに対応する。そして、コストの低減とは、ネットワーク・システムの大容量化に伴って急増する消費電力や冷却コスト、環境対策コストに対応するものだ。

アラクサラの考えるビジネスNGN

アラクサラの考えるビジネスNGN

ネットワークに対する信頼性がより高まる

ここでカギになるのが、ネットワークを、サーバやストレージといったITリソースと同じように利用するための技術である。これらは、アプリケーションとネットワークの連携を実現するための基盤となるほか、リスクやコストの低減をよりいっそう図るうえでも必要になる。これらの技術を、アラクサラではAPIを利用してWebアプリケーションからネットワーク機器を制御するコンセプト「オープン・オートノミック・ネットワーキング(OAN)」としてすでに製品に実装している。

 ただ、和田氏によると、本格的な“NGN時代”を迎えた場合は、こうした対策を自社で行うだけでは万全ではない。というのも、「NGN時代には、BtoBtoBといったかたちで、各企業が網の目のようにネットワークでつながるため、1社で発生した障害がネットワークで結ばれたほかの複数の企業にも波及する可能性が高まる」(同氏)からだ。

そこで、アラクサラでは、これまで以上に、高可用性、耐障害性、認証・検疫機能を向上させた製品の展開に努めている。例えば、ケーブルを増設せずに、機器同士の冗長接続を実現するイーサーネット・リングの採用や、単一ポートでIEEE 802.1X認証、Web認証、MAC認証に対応するトルプル認証の実現、Microsoft NAPとの連携による認証・検疫ネットワークの提供などによって、製品とシステムの信頼性を高めているのである。同社では、ビジネスNGNというプラットフォームで、NGN時代における企業の事業継続を支援する。

問い合わせ先

アラクサラネットワークス株式会社
アラクサラネットワークス株式会社
〒212-0058
神奈川県川崎市幸区鹿島田890
新川崎三井ビル西棟13階
URL:http://www.alaxala.com/
問い合わせURL:
http://www.alaxala.com/jp/contact/

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