Windows Vistaのサポート終了は2017年4月、Windows 7は2020年1月
2012/04/24米国Microsoftは、「Windows XP」とオフィス・スイート「Office 2003」の製品サポート終了への「2年間のカウントダウン(“Two-Year Countdown”)」(同社)を開始した。
また、Microsoftは、さまざまな問題から顧客にあまり定着しなかった「Windows Vista」について、4月10日にメインストリーム・サポートが終了し、延長サポートに移行したことも発表している。延長サポート・フェーズでは、Microsoftは登録ユーザーにセキュリティ更新プログラムを提供するが、そのほかの修正プログラム(信頼性や安定性の向上を目的としたものなど)については、同社とサポート契約を結んでいる組織にのみ提供する。
Microsoftのマーケティング・ディレクター、ステラ・チャーニャク(Stella Chernyak)は公式ブログで、「今すぐアップグレードを:Windows XPとOffice 2003のサポート終了への2年間のカウントダウン」と題する記事を公開。両製品のサポートが2年後の2014年4月8日に終了すると述べ、最新版である「Windows 7」と「Office 2010」にアップグレードすることの重要性を強調している。
MicrosoftのWebサイト「Windows XPおよびOffice 2003のサポート終了についてのご案内」によると、2014年4月8日にサポートが終了した製品は、最新のService Pack(サービスパック:SP)が適用されたWindows XPとOffice 2003で、具体的にはWindows XP SP3、Windows XP 64ビット版SP2、Office 2003 SP3。
また、同社Webサイトの「Windows製品のサポートライフサイクルについて」によると、Windows Vistaのサポート終了日は2017年4月11日、Windows 7のサポート終了日は2020年1月14日となっている。
Windows XPは製品サポートが最も長期間提供されたWindows OSとなる。同日時点でWindows XPのサポート期間は12年5カ月となり、これは同社のビジネス用ソフトウェアのサポート期間(メインストリーム・サポート最低5年間、延長サポート最低5年間、合計最低10年間)より約2年半長い。これまでのWindows OSで製品サポート期間が最長だったのは、Windows NT(11年5カ月)だ。
Windows XPとOffice 2003は大きな成功を収めてきた。Windows XPは2001年10月、Office 2003は2003年10月にリリースされた。「Windows XPとOffice 2003はすばらしいソフトウェア製品だったが、技術環境が変化している」と、チャーニャク氏はブログで述べている。
サポートが終了しても、一部の顧客はWindows XPを続けるそうだ。市場調査会社の米国Gartnerのアナリスト、マイケル・シルバー(Michael Silver)氏は、同社が2011年10月に行った調査では、「約16%の組織が、ユーザーの5%以上がサポート終了後もWindows XPを使い続けることになるだろうと回答している」と述べている。
当然のことながら、Microsoftは、ユーザーがWindows 7に速やかにアップグレードすることを望んでいる。同社は、エンタープライズOSの移行には18~32カ月かかるというデータを挙げ、「最新PCへの移行をまだ開始していない組織は、立ち遅れている」と述べている。![]()
(Gregg Keizer/Computerworld米国版)

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