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SNS/情報共有/コラボレーション

フェイスブック、マイクロソフトから5億5,000万ドルで特許を購入

マイクロソフトがAOLから買い取る特許の一部を購入、相互ライセンス供与も実施

2012/04/24

 米国Microsoftと米国Facebookは4月23日、Microsoftが米国AOLから買い取る特許および出願中の特許のうち約650件を、Facebookが約5億5,000万ドルでMicrosoftから購入することで合意したと発表した。

 Facebookは4月9日にも、人気のモバイル・デバイス向け写真共有アプリ「Instagram」を約10億ドルで買収すると発表したばかり。

 Microsoftは4月初めにAOLとの間で、AOLの約925件の特許および出願中の特許を10億ドル超の現金で買い取ることで合意していた。

 発表によると、Microsoftは、AOLから買い取る特許および出願中の特許のうち、Facebookに売却しない約275件を保有するとともに、Facebookに売却する約650件については、同社からライセンスを受ける。また、Microsoftは、AOLが売却しなかった約300件の特許についても、AOLからライセンスを受けることになっている。

 Facebookは、Microsoftから買い取らない約275件の特許および出願中の特許について、同社からライセンスを受ける。

 「今日のMicrosoftとの合意により、Facebookは重要な特許を獲得する」と、Facebookのゼネラル・カウンセルを務めるテッド・ウリョット(Ted Ullyot)氏は声明で述べている。「我々はFacebookの利益を長期にわたって守るため、知的財産ポートフォリオの構築を進めており、今回の成果により、このプロセスは重要な前進を遂げる」

 Microsoftの法務本部ゼネラル・カウンセル兼エグゼクティブ・バイスプレジデント、ブラッド・スミス(Brad Smith)氏も、次のように述べている。「今日のFacebookとの合意により、我々は、コストの半分以上を回収したうえで、AOLの特許オークションに関する我々の目標を達成できる。我々はこのオークションで落札に成功したが、今月初めに述べたように、入札した目的は、AOLの特許ポートフォリオ全体の永続的なライセンスを得るとともに、我々の既存ポートフォリオを補完する一部の特許を獲得することにあった」

 米国ZK Researchのアナリスト、ズース・カーラバラ(Zeus Kerravala)氏は、Microsoftが、買い取ることが決まったばかりの特許を売却する理由は不明だが、Facebookは、今春に実施する見込みの新規株式公開(IPO)に先立って、リソースの蓄積を進めているようだと語った。Facebookは、IPOに向けて態勢を強化しているのではないかと、同氏は見ている。

 「Facebookは潤沢な資金を持っている。それを有効に使って、株式市場からの評価を高める必要がある」とカーラバラ氏は語った。

 「保有特許が増えれば、より多くの市場を狙える可能性がある。彼らは大量の特許を購入するため、『将来、市場X、市場Y、市場Zに進出する』といった方針を打ち出す場合に、より説得力を持ってアピールできる」(同氏)

(Sharon Gaudin/Computerworld米国版)

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