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【海外IT動向】ウィンクルボズ兄弟、対フェイスブック裁判を再開か

1970/01/01

 6月23日、キャメロン・ウィンクルボズ(Cameron Winklevoss)氏およびタイラー・ウィンクルボズ(Tyler Winklevoss)氏が再び法廷へ舞い戻った。両氏の弁護人がカルフォルニア州裁判所に対し、Facebookと同社の最高経営責任者(CEO)であるマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)氏との6億5,000万ドルに上る和解に関して、連邦最高裁に控訴しない旨を申し立てた翌日のことである。 

 マサチューセッツ地区連邦地方裁判所前から行われた現状報告によれば、ウィンクルボズ兄弟と、彼らのハーバード大学時代のクラスメートだったディビヤ・ナレンドラ(Divya Narendra)氏は、「Facebook被告が意図的に、もしくは意図せずに証拠を隠匿した可能性」に関する問題を解明する裁判を起こし、裁判所から適切な救済措置を得られるよう行動する意向だという。 

 ウィンクルボズ兄弟とナレンドラ氏はハーバード大在学中、ConnectUと呼ばれる企業を設立した。ConnectUはマサチューセッツでの対Facebook裁判における原告のひとりだ。 

 Facebookの外部弁護士を務めるニール・チャタジー(Neel Chatterjee)氏は、この申し立ては古いものであり、根拠もなく、「裁判へ移行する以前にすでに考慮され却下されていた」と電子メールに記している。 

 ウィンクルボズ兄弟とナレンドラ氏は、6月22日の時点では、弁護士が第9巡回区連邦控訴裁判所へ提出した文書の中で「熟慮の結果」最高裁への抗告は行わないことを決めたと述べていた。 

 米連邦控訴裁判所は4月、ザッカーバーグ氏がウィンクルボズ兄弟のアイディアを「Facebook」ソーシャル・ネットワーキング・サイト創設に不用意に流用したとする訴えをめぐり、Facebook側と2008年に結んだ和解から離脱したいという兄弟の要求を拒否していた。 

 Facebookのアイディアを考案したのはザッカーバーグ氏ではなく自分たちだと主張するウィンクルボズ兄弟は、2008年に現金および株式による金銭的和解をFacebookと行った。だがその後、和解契約の一部として受け取った株式の価値についてFacebookが偽っていたと訴え、兄弟は和解を取り消そうと試みた。 

 ウィンクルボズ兄弟は、ザッカーバーグ氏がハーバード在学中に送ったとされるインスタント・メッセージを入手しようとしており、これが実現すれば彼らの関係性があらためて浮き彫りになるかもしれないと、各メディアは6月23日に報じている。

(Computerworld.jp)

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