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リスク・マネジメント/事業継続

ディザスタ・リカバリを仮想化したヒューストンの銀行

ハリケーンの季節を考慮した災害対策

2012/02/20

米国ウッドフォレスト・ナショナル・バンクは、メキシコ湾にある同行の仮想データセンターにデータ複製システムを適用している。

ステファニー・オーバビー ● text by Stephanie Overby

プロジェクト

 米国ウッドフォレスト・ナショナル・バンクは、ハイパーバイザ・ベースのデータ複製システムを実装し、ウッドフォレスト・ナショナル・バンクが運用している仮想データセンターの事業継続性およびディザスタ・リカバリ機能を合理化することを目指した。

ビジネス・ケース

 2008年にハリケーン・アイクの直撃を受けてから、テキサス州ヒューストン北部に拠点を構える米国ウッドフォレスト・ナショナル・バンクにとって事業継続性やディザスタ・リカバリは絵空事ではなくなった。それ以来、同行は毎年6月にすべての生産系アプリケーションを優先的にオースティンの二次データセンターへフェールオーバーし、による停電被害を受けないよう対策を講じることにした。これらのアプリケーションは、ハリケーンの季節が終わる10月後半にプライマリ・サイトへ戻している。

 だが、同行が従来より使用してきたアレイ・ベースのデータ複製プロセスは、アプリケーションをストレージ層でバックアップし、物理環境下で動作するよう設計されたもので、全体の95%が仮想化された銀行の一次データセンターとは極めて相性が悪かった。750カ所に上る支店と33億ドルもの資産を管理するウッドフォレストでは、サーバを仮想化してコスト削減や効率の向上などを図っているものの、年に1度行う前述のマイグレーションがそうしたメリットを相殺してしまう。

 そこで、同行の最高技術責任者(CTO)を務めるリチャード・フェラーラ氏は、あるベンダーが新しく提供し始めたハイパーバイザ・バックアップおよびリカバリ製品の最初の顧客になる決断をした。同製品は、スタックの上位でレプリケーションを行ってくれるという。

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